最低賃金、引き上げ??

先程から、大雨が降ってきました。

皆さま、こんにちは!織田です^^今朝の雨・雷すごかったですね・・☂⚡

そして、朝9時頃には一変!太陽ガンガンの、セミの大合唱

夕方にはまた大雨というなんとも忙しい天気でした。

最低賃金が28円も引上げ・・・?

そんな今朝の新聞の一面に載っていたのが、「最低賃金を現在の902円という全国平均から、28円引き上げ」との見出し。

物価などを基に地域ごとにA~Dに分けられる最低賃金から、+28円、全国平均930円にするとのこと。

こちらが実現すれば、全都道府県の時給が初めて800円を上回るそうな。(大阪府は、992円になります!!)

最低賃金とは

最低賃金というのは、1時間働き、働く人に払われる賃金の最低ラインのことを言います。

そもそも、いつこのような言葉は使われるようになったのでしょうか。

日本では、戦後1947年の労働基準法にて、はじめて最低賃金の規定が設けられました。

ただ、当時は戦争が終わり2年しか立っておらず、混乱期の最中。うまく機能していなかったといいます。

そこから12年後の1959年、ようやく当時の総理大臣、岸信介さんが最低賃金法を成立させました。

ところが、事業をしている側が決める事が多く、使用者側には有利でしたが労働者側には不満がありました。

そんなことから1968年には【業者間協定】という使用者に利益がある方式を廃止し、

“中央最低賃金審議会”が調査によって決まるようになりました。

そこからまた更に10年後の1978年、目安制度というものが制定され、現在の最低賃金を決める骨格ができたそう。

何十年にもわたって。。

読み疲れた方、、お疲れ様でした。。。

いやぁ~いろいろなことに、いろいろな人が関わりながら、変わっていっているのですね。

記事には、昨年の最低賃金を決める際は「現状維持」であったのに、一転したことが書かれていました。

正直、このコロナ禍。働く側も、事業をする使用者側も、非常に厳しい状況です。

そもそも、最低賃金法は、①労働者の生計費②賃金水準③企業の支払い能力の3要素を考慮しているようですが、コロナ禍が続く中、①も大事だが、③は考慮されていたのか。

休業手当が出ても、使用者側に与えられる補償は少なく、中小企業からは「到底納得できるものではない」、

「審議会や最低賃金決定のあり方自体に疑問を抱かざるを得ない」といったコメントが出ているそうな。

これは、1人の国民としても決して軽視できない問題やなぁ、と思います。

自分の賃金が上がればバンザイではなく、その後ろに苦しんでいる人がいるかも?と想像してみると、

いろいろな意見で話し合うことが大事だろうなぁと気付ける気がします。

こういうときに!!!アサーションのスキルで!!いい風に進む話し合いをしたいものです。(難しいけどね)

では。この雨、いつ止むのでしょうか。皆さんも、お帰りの際はお気をつけくださいませ。また更新します♪