勝手にアサーティブ講座③
9月最後の週です。
皆様、こんにちは!織田です。
台風16号が近づいているそうですね。それでも、だいぶ過ごしやすい天気で「秋」を感じます。
私は昨日今年初の栗ご飯を食べました!!🌰🌰(笑)ちょっと薄かったけどおいしかった。。
さて、勝手にアサーティブ講座③です
前回は、自分を知る事が自分が伝えたいことを知る事、とお話ししました。
自分の本当の気持ちを知らないのに、自分の意見を大切に述べることはできませんので。
自分の気持ちを把握する、時には苦痛なこともありますが、大切な行為です。
さて、今回は、常識とアサーションについてです。
人は、様々な家庭環境で育ち、いろいろな価値観をもっています。
何かが起きた時、何かを言われた時、とっさにご自身の価値観や思い込みで返事することはないですか?
ABCD理論について
アサーションには、ABCD理論というものがあります。
それは、
A(Activating event)…物事を引き起こす出来事
B(Belief)…信念、思い込み、考え方
C(Consequence)…結果、問題、悩み、感情、症状
D(Dispute)…論破、論駁(ろんばく)、正しい論理を導く事
問題や悩み、感情が起こるプロセスは、A→Cではなく、A→B→Cなのです。
恐らく、誰しもがそういった経験を持っていることと思いますし、
それで「あちゃ~、自分の経験で物事を言ってしまったな」と思うこともあれば、
「なんでこんな当然なことがわからないんだろう?」と、Bが消えない場合もあります。
大切なことは
Aがあって、落ち込むこと・怒ってしまうこと、人間ですのであると思いますが
アサーティブの一歩として、Bの段階で、「あれ?自分落ち込み始めたかな?
待てよ。あの人は僕にこうしてほしくて前向きな気持ちで言ってくれたんじゃないかな?」
あるいは、「イライラし過ぎかな?でも私は小学校から親の影響でやっていたけど、
あの子はそうではないかもしれないよな」など、
自分の中で論駁(=D)をすることで、結果が変わってくることがあります。
そうです!!物事は、真正面から見えていることだけではないのです。
どこかで読んだことのある言葉・・・。
並々と注がれたコーヒーがあるとします。
コップ一杯に注がれていたら、その時点ではそのコーヒーをブラックのまま飲むしかないです。
でも、ちょっとでも余裕があったら、牛乳を入れたり、自分なりのアレンジができます。
自分の頭の中も、自分の価値観で並々にしていると、ちょっと余裕で何かを付け足すことが
できなくなってしまいます。
正解はないんだろうなぁ~
私は、結構白黒を求めてしまう方で、正解・不正解にこだわり苦しくなることがあります←
しかし、最近は正解なんてないんだろうなぁ~って思います。
でも、まだまだ修行が足りません(笑)
自分の中でもアサーティブになるために、自分の常識で物事を判断しないことが
相手の意見を大切にする第一歩かなぁと思います。
よし、頑張ろう~!!それでは(*^-^*)