HSPってなんだろう?
東京オリンピック、開幕!
皆さま、こんにちは。
とうとう、東京オリンピックが開催しましたね。開会式前に行われている競技もあり、
4年に一度の夏が来たんだな、という気分にもなります!(^^)!
この暑さの中、全競技が無事に終わる事を祈るばかりです。
HSPって、ご存知ですか?
今回は、最近巷でよく聞く「HSP」について書かせていただきます。
HSPとは、Highly Sensitive Personの頭文字をとったものです。
敏感すぎるひと・繊細すぎるひとのことを指します。
「ものごとを深く考える」、「刺激を受けやすい」、「感情の面で反応しやすく共感しやすい」、「かすかな刺激に対する感受性が強い」特徴があり、
なんと全人口の15~20パーセント、およそ5人に1人にそういった気質があるとのこと。
HSPの人は自分を肯定してあげる自己肯定感が低く、他人に共感しやすい⇒疲れやすいという面があるため、
この状態をなかなか理解してもらえないことでうつ病につながることもあるとのこと。
決して他人事ではないですが、うつ病は幼いときの家庭環境、人間関係のトラブル、就職や退職、結婚や離婚、慢性的な疲労がつながるのに対し、
HSPは生まれ持った気質とであるところがポイントです。
病気ではなく、あくまでも先天的なもの。
病気でもないため治療法等もなく、うまく付き合っていく必要があります。
ただ、ネットを見るとあふれているのがHSPかも?チェックリスト。
大きな音や強い光が苦手、小さな音や匂いが気になる・・・など、誰しもがなんとなく
気になるチェックリストも多く、
専門家の意見によると、そういったネットのチェックリストだけで判断をし、「自分はHSPだ!」と解釈するのは危険とのこと。
HSPではない場合や、自閉スペクトラム症や、家庭環境からくるトラウマなどのこともあり、一度病院を受診してみるのがいいとも書いてあります。
もしかしたらそうかもしれない?という方も、そうではない方も。
自分はHSPなのかな?障害なのかな?わからなくなり苦しいときは病院に受診をするのも手ですが、
ご自身でそういった自分への刺激からシャットアウトする方法もあります。
視覚によって刺激を感じる方は寝るときにアイマスクをしてみたり・・・
聴覚によって刺激を受ける方はイヤホンをして好きな音楽を聴くのもいいですね。(事故に注意!)
家の中であったら自分なりに工夫して自分の居心地のよい空間を作れますが、
”外”である職場や不特定多数の人がいる場合はなかなか難しいですよね。
そういったとき、職場に対して不安感が生まれてしまったり、定着に問題が生じることがあるので、
ストレスやご自身の体調の不調にはしっかりとアンテナを張り、
どうにか対処できる方法もあるかな?と思います。
悩んでいるのは一人ではない!
なんでも言えることですが、どんなことも同じように悩んでいる人がたっくさんいます。
HSPのこと、他の様々な病気のこと、理解しようとする気持ちも大事です。
「生きづらさ」はどんな人も抱えていると思いながら、受け入れていけたらと思います(^^♪
では、各地で猛暑ですね。。17時になっても日差しがカンカン。夏だ~!
コロナの感染に気を付けながら、少しの夏を楽しみましょう(*´▽`*)