いろいろな働き方
緊急事態宣言に・・なるのかな・・
皆様、こんにちは!土日はなんだか変な天気でした。
本日、大阪府では再度”緊急事態宣言”の要請を国にしたということで、明日20日に決まるそう。
緊急事態・・・なんだよなぁ。大きな震災が起きた時も、まったく起きていないところでは
普通の生活があったのを思い出しながら、心は本当に緊急事態になっている方々によせていかなければと思う日々です。
障害福祉サービスについて
本日はパッサーレに身近な話題として、国が行う「障害福祉サービス」の中の
【就労系福祉サービス】の4種類をさらっとご説明します!
国では、障害のある方々の障害の程度や、考えられる事がらなどをふまえ、市町村を通して個別に支援決定を行っております。
もちろん、どんな人も基本的人権を持っており、その個人としての尊厳にふさわしい日常生活、
又は社会生活を営むこと、地域生活支援事業も含めた総合的な支援を、就労系福祉サービスと言います。
まず、私たちパッサーレの行っている
就労移行支援・・・就労と希望する、18歳~65歳未満の障がいのある方々が、就職しその仕事を楽しく続けるためのサポートをする福祉サービス。
パッサーレでは生活の改善・知識、能力の向上・実習・職場探しを行っています。
個々人に書いていただく”自己理解ワーク”などで個人的特性などを相互理解し、事業所内での訓練で改善すると共に、その後の職場探しをサポートしています。
※雇用は結んでいません。
就労定着支援・・・こちらは、就労移行支援・就労継続A型B型・自立訓練・生活介護を利用し一般就労後6ヶ月を経過された方が、就労後3年6ヶ月までの方がご利用できるサービスです。少なからず就職に困難を感じていた方々が一歩踏み出し就職した先には、もちろんまたいろいろな問題が出てきます。
誰にでも経験はあるのでは・・・?職場の人間関係や、雇用に対する悩みなど。なかなか相談しづらいこともありますが、そういった悩みも「就労定着支援」では職場の環境や、
生活の状況をふまえてご相談に乗らせていただく、そんなサービスです。就労の定着ここが大事なポイントかなぁと思います。
就労継続支援A型事業・・・通常の事業所に働くことが困難である障害を持つ方々が、
知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供給することを目的としている事業です。
上記の2つと違うところは、原則として最低賃金を保障するしくみの”雇用型”の障がい福祉サービスというところです。
就労継続支援B型事業・・・障がいにより、企業で働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスです。作業の対価として工賃をもらいながら、自分のペースで働くことができます。
簡単に言うと・・・
これを見ていただくとわかるとおもいますが、就労移行支援は一般就労へのサポート、最大2年(必要な場合はもう1年可能)、
就労定着支援はその移行支援などを経て、一般就労を半年間終えた方が受けられるサポートで、最大3年。
A型は雇用を結んだサービス。最低賃金が支払われます。利用期間の制限はありません。
B型は、雇用は結びませんが、工賃として支払われます。利用期間の制限はありません。
段階的に、進んでいく、通過していく
何が正解、なんてことはもちろんありませんが、個人個人がその人らしく、幸せに生きることが大事であり、
それを最も大事にし、働き方を選んでいける工程だなぁと思います。
いろいろな意見はあると思いますが、B型、A型、就労移行支援・・・という風に進んでいくことが
一応は一般就労への道として成り立っているものです。
その時の自分をしっかりと知って、働く道を選んでいく意志が必要かなと思います。(私の意見で恐縮ですが)
少し長ったらしくなってしまいましたが、このへんで・・・今度もっとわかりやすく書きます。
緊急事態宣言になった場合は、パッサーレでも再度分散通所など、対策をとらせていただきます。
何卒、よろしくお願い致しますm(__)m