音楽の力で心身健康♬
雨が降りそうで降らずの天気
昨日夜からザーザーと振り出した雨も、明け方頃ようやく止みました。
大阪府では、コロナ感染者が1000人をはじめて超し、またしても危機的な状況です。
このままだとまた緊急事態宣言が出されるのではないか。
ロックダウンするべきなのか、どうすればいいのか、一人ひとり考えなきゃなぁと思います。
現役ピアノ講師による、音楽療法♬
今回は、以前にもチラッとご紹介をしました”音楽療法”について。。
音楽療法ってなんでしょうか。なんとな~くはわかるけれども、説明して、と言われたらう~んとなります(笑)
音楽療法は、音楽を通して生理的・心理的・社会的・認知的な状態へ働きかけ、心身の健康の回復などを目的としております。
細かく言えば、
- 子どもの発達支援
- 健康維持介護予防
- 病気・事故後リハビリ
- 学習支援
- リラクゼーション
- 認知症の症状の緩和
- 痛みの緩和
- 心のケア
と、子どもから大人まで、音楽の力で心身が回復していくことがわかります。
(音楽で癒されるのならば、病院必要ないやん!)って思ったら、音楽療法士は医療現場や福祉施設、教育の場で講師として活動しているそうな。
音楽が医療につながるんですね。音楽の力って偉大だなぁ、と思います。
具体的に、どんな効果があるのか
目的はわかりましたが、どんな効果があるのか。これまた箇条書きですが・・・
- 子どもの心身の発達
- 孤立を防ぐ人との交流
- 言語や身体のリハビリ
- 社会性問題行動の減少
- 心の安定、精神的な成長
- コミュニケーション
素晴らしい、万能な音楽療法。
確かに、人にもよると思いますが、音楽は喜怒哀楽に寄り添ってくれる気がします。
うれしい出来事があったときは喜びが音楽にあふれた歌、
怒っているときはそれを鎮めるために優しい音楽を聴くかもしれまんし、
哀しいときはそれにひたる歌を聴き哀しみと向かい合い、
楽しいときははっちゃけた音楽を聴いて更に元気になるかもしれません。
そのとき、そのときに応じた音楽がある気がします。
作詞家、作曲家、歌手、携わる人々、みんなスゴイなぁー。
音楽療法士や、ピアノ講師や、他の様々な方々も、そんな音楽を伝えること、
「音を楽しむ」、言葉通り、それ以上の効果があることがわかります。
音楽療法のはじまりとは
この音楽療法に近いものは、実は卑弥呼の時代からあったとのこと・・・。
他にも諸説ありますが、有名な逸話は第二次世界大戦時。
けがをした帰還兵の士気の回復に音楽が使われ、実際に兵士たちの治癒が早まったそうです。
日本が本格的に音楽療法を開始したのは1960年代だそう。
現在は、高齢者や引きこもり児童のケアとして使われており、高齢者・発達障害者・身体障害者など
対象者は決められているそうですが、どんな人も、頻繁に音楽に救われているのではないかな、と思います。
これからも、音楽にきっと救われるであろう
パッサーレでは月に1回、音楽療法が行われています。
それが楽しみの利用者さんも多いのです(*´▽`*)
今度、授業風景の写真も公開します。では、また更新します!!🎵