勝手にアサーティブ講座⑥

もぅ少し続く・・・(笑)

皆様、こんにちは。

勝手にアサーティブ講座⑥をお送りします。

前回は、自己信頼をもつことがアサーティブへの一歩だと話しました。

よく、「自信がある・ない」と言われますが、

自信とはそもそも・・・自分で自分の能力や価値などを信じること。

自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。つまり、自分の価値、行動を信じることであり、自己信頼と言えるのです。

 

もし、自分の気持ちを把握していないと、そもそも自分の意見を相手に伝えることができません。

 

今回は、言いにくいことや、しっかりと伝えないといけないことを伝える方法。

『DESC法』をご紹介します。

なんじゃそりゃ~!とお思いの方、私も最初は読み方さえわかりませんでした(;^_^A

デスク法、と読むようです。

これは、逃げたいような、避けたいような出来事でも、言い方の準備をするために

非常に大切な方法と言えるでしょう。

 

このDESC法、もとは北米でアサーションの訓練をしているバウアー夫妻が開発したそうな。

 

D・・・Describe 自分が対応しようとしている状況や、相手の行動を描写する

E・・・Express 自分の感情を表現・説明する。

S・・・Specify 相手に望む行動、妥協案、解決策などの特定の提案をする

C・・・Choose 提案に対する肯定的・否定的結果を想像し、その結果に対する選択肢を示す。

 

例えば、仕事でとっても疲れて帰り、食欲もなくとりあえず寝たい私がいたとします。

そんな日に限って、友達から「串カツに行こうよ!」と誘われたとします。

(本当は行きたくないけど、久しぶりに会う友達だし、無理してでも行こうか・・・)

これは、自分の内なる気持ちを無視しています。

しっかりと説明をして断るには、

D・・・「今晩、串カツかぁ。」

E・・・「実は今日、残業をしてきて疲れているんだよね。」

S・・・「もし可能なら、明日の夜にでもしない?」

C・・・「明日用事があるのなら、また時間がある日を教えてほしいな」

・・・のような流れになっております。(即興で作ったので突っ込みどころはあるかもしれません)

重要なのは、今の状況・自分の感情・打開策を伝える・断られたときのことも想定する・・・

この流れを理解していれば、あわてることなく相手に自分の思いを伝えることができる、

ということです。

 

これを、とっさの会話で実行するのは非常に難易度が高いと思いますが、

普段から意識していくことでとっさでも対応ができるようになると思います。

 

アサーティブへの第一歩、ぜひ、誰かに何かを説明するときなど・・思い出していただけたらと思います。

では、また更新します(^^)/