”聴く”に集中する

まだまだ鍋が恋しい・・・

みなさん、こんにちは!

寒くなったり、温かくなったりと、わけのわからない天気が続いております。

今日は雨だけど16度の最高気温ということで気を抜いておりましたら寒くてびっくり・・・。

緊急事態宣言、大阪では解除され、現段階では米ファイザー製のワクチンが先行医療従事者、その他の医療従事者、4月以降には65歳以上の高齢者へ摂取される予定です。

コロナに翻弄される世界はいったいいつ終結するのか・・・。

”聴く”こと、できていますか?

今回は、パッサーレのカリキュラムの一つでもある「傾聴」について。

傾聴のひとつが含まれる「きく」には、いろいろな種類があります。

聴く・・・注意して耳にとめる、傾聴

聞く・・・音を聞く

訊く・・・尋ねる、質問する

と、よく見ると確かに全然ちがうのです。

普段聞いている、で使っていることが実は聴いていたり、なんとなくの違いがあったことを今まで知らずに生きていました。

耳を傾けること

この傾聴のカリキュラムでは「聴く」ことに重点を置き、相手の声を傾聴し、自分自身がそれに対して感想や意見を述べます。

傾聴とは、

①相手を尊重し、大切な人と思って聴く  ②相手のために「心と話」に耳を傾ける

③頷きや相槌を返す           ④間や沈黙を大切にする

⑤否定しない、話を遮らない、自分の意見は脇に置く

こと。

簡単に羅列はできますが、一個一個みていくと、

普段自分ができているかな?と思いきやそうもできていない。

普段、伝えることも難しいけれども、相手が伝えたいことを果たして自分はキャッチしようと努力しているのだろうか・・・

考えさせられる授業です。

以前「どう聴いてもらえると嬉しいか?」と利用者さんに問いかけた授業では、

・目を見て聴いてくれる人  ・メモをとってくれる人  ・質問をしてくれる人

・うなずいてくれる人  ・興味を示してくれる人  ・明るい人、笑顔がある人

・わかちあえる人  などが挙がりました。

人が話しているときにしっかりと手を止めて目をみて聴いてもらえたら、どんな人でもうれしいはず。

どうでもいい言葉でも反応してくれて、感想を言ってもらえたら・・・。

人との付き合い方が苦手な人もたくさんいると思いますが、まずは目の前の人としっかり向き合って話をしてみること。

最初の一歩は大事だなぁと思います。

では、また更新します(*^_^*)