未来に希望を持つ太陽の塔♬

☀快晴☀ですね。

皆さま、こんにちは!今日はとっても天気がいいですね。(寒いけど…

遠くの山までしっかりと見えるような澄んだ空で、心もパリッとします!(でも春が恋しいなぁ~

☀太陽の塔☀

さて、今回は就労移行支援とはちょっと関係ないですが…まず【太陽の塔】について。

1970年に大阪府吹田市で行われた「日本万国博覧会」(大阪万博)のときに建造されたものです。

この時のテーマは「人類の進歩と調和」。太陽の塔は芸術家の岡本太郎さん(1911年ー1996年)が制作したものです。

なぜ気になったかというと、太陽の塔には3つ顔があるということを知ったからです。

真ん中のちょっとひねくねた顔が「現在」、上にある黄金のが「未来」、背面の黒い顔が「過去」を象徴したものだというのです。

背面の顔なんて知らなかったので、興味本位で行ってきました。(去年ですが☺)

それを見たときは岡本さんが何をこれで表したかったのかなぁと考えたりしました。

過去は暗いものでも、今に満足できなくても、未来はきっと明るいさ、そんなメッセージが隠されているのかなと思います。

実は第4の顔「地底の太陽」というのも存在しましたが、万博後に行方不明になり、私が行った時は復元されたものの展示がありました。

いのちのはじまり

この太陽の塔の中、実は見学もできるのです。

迫力があるのは、なんといってもアメーバなどの原生生物から、三葉虫や魚類、恐竜…人類と生命の進化の過程を表した展示空間。

印象に残ったのは、一番上が人間ではなくクロマニョン人であった点です。人間は偉いのではない、と思いました。

自分がいるのも、いろいろな生物の歴史があって、巡り巡って生を受けたのだなぁーと思わずにはいられない。

こういうものを創造して創る、って岡本太郎っていったいどんだけの人なの!??!って思い、

「自分の中に毒を持て」っていうなかなか毒々しい題名の本を買ってみました。(笑)

世の中は変わらなくても、自分は変わる

内容は、とにかく今を懸命に生きてみよう、という感じでしょうか。

現代人はなかなか安定した道を選び、苦しい方を選ばないけれども、駄目になる方、マイナスの方の道を選ぼうと書いてある。

ただ生きていても苦しいことが舞い込んでくるのに、自分から苦しみを選ぶなんて…て思うかもしれないけれど、

何事も気持ち次第です。本当にその通り、でもなかなか難しいんですよね。

私がいいな、と思ったところは、141ページの部分。

「激しく挑み続けても、世の中は変わらない。しかし、世の中は変わらなくても自分自身は変わる。

世の中が変わらないからといって、それでガックリしちゃって、ダラッと妥協したら、これはもう絶望的になってしまう。

そうなったら、この世の中がもっとつまらなく見えてくるだろう。だから、闘わなければいけない。闘いつづけることが、生きがいなんだ。」(参照:岡本太郎著/自分の中に毒を持て/青春出版社)という部分です。

闘った人なんだ、すごいな、と思います。こうして、”すごい”ものを残している時点ですごいけれども、

口だけではない後世に残る”生きざま”って格好いいですね。

何事も諦めなければ道は見える!PassaReとは、イタリア語で「通過する」を意味します。

人生は点と点かもしれなけれども、確実につながっています。前向きに行きましょう♪

では、また更新します(*^_^*)